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2021年3月14日「なんばパークスシネマ・シアター10『劇場版ハイスクール・フリート』(ライブ音響上映)」

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3月14日(日)、なんばパークスシネマ・シアター10で「劇場版ハイスクール・フリート」を鑑賞。

 

www.parkscinema.com

「音で楽しむ! なんばパークス映画祭 ライブ音響上映」というイベント上映。シアター内にライブ・コンサート用の音響機材をセッティングし、映画の”音”の臨場感を、大迫力&ライブ感覚で楽しむ上映。3月13日~4月22日の間(4月9日~13日をのぞく)で45作品を上映するイベントです。

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シアターの前方、センターと左右に大型のスピーカーが増設されています。

一番前、A列の席はスピーカーから近すぎるからか、予約不可。

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入り口のサイネージ。上映タイトルは書かれていますが、ビジュアルは映画祭のものだけです。

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シアター10(全271席)。日曜日の15:35~の上映で、客入りは約30名と、少なかったです。鑑賞料金が2300円と高く、作品がそれほどたくさんの人に人気ではなかったり、このイベント上映をやっているのを知らない人もいたかもしれません。

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後ろの方、J列で鑑賞。

鑑賞料金は特別料金の2,300円と、ちょっと高いです(割引等不可。有料鑑賞なので、会員の場合は次回鑑賞クーポンが付与されますが、ライブ音響上映の鑑賞には使えません)。

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前方中央、スクリーンの側にスピーカーが増設されている関係で、やや投影範囲が狭い、いわゆる「額縁上映」になっていますが、気になるレベルではありません。

 

上映の音ですが、低音域を増強した派手な音。

砲撃や爆発のシーンでは、シートが揺れるような迫力がありました。

ただし、艦艇内の機械音なども「ゴゴゴゴ・・・」と、低音域が強調されて聞こえるので、一部のシーンでは音に違和感がありました。サラウンド感はあまりない感じ(フロントの音が強調されているからでしょうか)。前半、ヴェルニー公園の焚き火の音は、真後ろから聞こえました。

低音が強調されていますが、セリフが聞き取りにくい、というシーンはありませんでした。若干、高音域が「刺さる」感じで疲れる音で、耳にティッシュを詰めて耳栓代わりにして聞くと、ちょうどいい感じに聞こえました。

 

エンディング曲「Free Turn」は、元の音源があまり音質が良くないので、やはりこの上映でもあまり良い感じには聞こえませんでしたが、そんな中でも、わりと上手く鳴らしている感じはしました。

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ライブ音響上映の注意点ですが、上映開始時間(15:35)から、映画祭の上映タイトルを紹介するVTRが数分間流れてシアター内が消灯した後、本編開始。「No More 映画泥棒」の映像やマナームービー、予告編などはありません。

一般的な上映と違い、上映開始時刻には座っておかないと、最初の方を見逃してしまうので、上映開始時間までには着席して、映画を鑑賞できるようにしましょう。

 

「劇場版ハイスクール・フリート」、派手な砲撃や爆発シーンが後半にたくさんあるので、ライブ音響上映に向いた作品だと思いました。いろんな映画館でこの作品を何十回も見ているので、変わった音を楽しんで鑑賞できました。

ただし、通常の音響の上映とは明らかに違い、低音が増強された音なので、「劇場版ハイスクール・フリート」を初めて見る人にはあまりオススメしません。セリフは聞き取りやすいので、初めて見る人でも内容は理解できるとは思いますが、音のバランスは全体的には変だと思います。

3月中は、3月22日(月)20:30~、3月28日(日)20:50~の2回、上映予定があります。いずれも遅い時間なので遠方から日帰りで鑑賞が難しいのですが・・・4月のスケジュールはこの記事を書いている時点では発表されていませんが、何回か上映はあると思います。

なんばパークスシネマ