10月6日(日)15:20~、イオンシネマ京都桂川・スクリーン2(4DX)で、映画「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章」の4DX上映を鑑賞。この作品の鑑賞は3回目ですが、4DX上映の鑑賞は初めて。
イオンシネマ京都桂川
イオンシネマ京都桂川で鑑賞するのは2022年9月23日以来なので、約2年ぶりです。
イオンシネマ京都桂川のロビーの様子。フライヤー(映画のチラシ類)を設置している大きい什器などがあったのですが、ほとんどが撤去されています。
券売機、チケット発券機。ネット予約したチケットを発券するのもこの5台の機械だけですが、ネット予約の場合は紙のチケットを発券しなくてもスマホの予約画面の提示で入場できるようになっているみたいです。とはいえ、紙のチケットが欲しいのでわざわざ発券しました。
ロビー外には「4DX」「ULTIRA」のシアターの広告がありました。
入場口の上映作品案内。「ラブライブ!【4DX】」と表記されています。
イオンシネマ京都桂川・スクリーン2(4DX)の入り口付近。荷物を預けるためのロッカーが設置されています。
上映の感想など
座席表
イオンシネマ京都桂川・スクリーン2座席表。108席。やや前の方「C-4」で鑑賞。
シアターのセンター位置は10、11あたりの座席。
上映開始直前の予約状況画面では客入りは22名。今週4DXの上映を継続しているのがおそらくここイオンシネマ京都桂川だけなので、これでも結構埋まっている状況だと思われます。皆さん鑑賞マナー良好でした。
鑑賞料金2,800円、入場者プレゼントあり
鑑賞料金は特別鑑賞料金1,800円+4DX料金1,000円の2,800円。入場者プレゼントは4DX上映の入場者プレゼントのイラストカードと、5週目入場者プレゼントの缶バッチ(ランダム5種類)がもらえました。
シアター内
イオンシネマ京都桂川・スクリーン2のシアター内。4DX専用のシアター。シアター後方の天井に張り出ている箱のような部分にプロジェクターが設置された、ブースレス(映写室がない)の構造。サラウンドスピーカーはQSC社製。天井左右には4DX上映用の装置がたくさん設置されています。シルバースクリーンでスクリーン比率はFLATですがやや横長な感じです。
4DXのシート。熱風非対応のタイプ。
「C-4」から見たスクリーンの様子。やや右、やや見上げる感じ。前の席に他の人は座っていませんでしたが、頭被りはしなさそうな感じでした。
上映について
上映の感想ですが、総合的には良かったです。ただし、追加料金1,000円を払う4DX上映としては気になった点がいくつかありましたが、以下、映像、音響、4DX上映の項目で説明します。
映像
「C-4」から見たスクリーンの様子(上映後に撮影)。上映中の映像もこの画面とほぼ同じ感じでした。比率FLATのスクリーンにハイビジョン比率の投影ですが、左右の余白は多め。上半分がすぼんでいるような台形の映写なのが気になりました。
シルバースクリーンでの映写による影響なのか、右寄りに座って鑑賞していたので、画面左側がやや暗く見えました。
本編の最初に流れる「冒頭振り返り映像」の画質が、本編と比べると画質が良くないのが少し気になりました。
あと、振り返り映像から本編が始まるまでと、本編が終わってからエンドロール等が始まるまでのところで、それぞれ約10秒くらい暗転して絵も音も出ない時間があるのがちょっと気になりました。おそらく、冒頭映像とエンドロールは週替わりで若干内容が違っていて、映像を差し替えているため別のデータになっているのが原因なのでしょうか。(素人なので詳しいことは良くわかりません)
その他、ピントや色合いは良好でした。
音響
5.1chサラウンドでの上映。やや前方、右寄りの位置でしたが、サラウンドの定位などはきっちりしている感じに聞こえました。音量は充分出ていて物足りなさは一切ありません。セリフも聞き取りやすく、聞き疲れするような感じもありませんでした。隣接するシアターからの低音ノイズなどが干渉することもほぼありませんでした。
音に関してはあまり不満はなかったのですが、以下に説明する「送風機の風切り音」がやや気になりました。
4DXの設備の送風機の風切り音がやや気になった
4DX上映なので、風が吹くようなシーンでは天井の送風機が動作して風を発生させるのですが、動作する際の「ゴー…」と鳴る風切り音が気になりました。風が吹くシーンはそれほど頻繁にはないのですが、ライブで歌うシーンに良く動作するので、楽曲がやや聞こえにくいという場面が何度かありました。
以前からイオンシネマ京都桂川の4DXでは送風機の風切り音が気になる感じでしたが、結局特に改善や更新もされていないようです。風切り音があまり気にならない映画館もあるので、実際に鑑賞してみないとその辺りはなかなか分からないかもしれません。
4DX
この上映は「4DX上映」。映画の内容に合わせてシートが動いたり、水がかかったり、風が吹いたりする演出があります。なお、イオンシネマ京都桂川の4DXは熱風(シート背もたれの首付近から熱風が出る)には非対応です。
他にこの上映では「スモーク」(前方に設置された装置から煙が出る演出)、「バブル」(泡が発生する)、「スノー」(上から雪のような白い粉が降る)などの演出は発生しませんでした。未対応なのかそもそもそういうエフェクトがない上映作品なのかは分かりません。
4DXではシートの揺れの強弱が映画館によってかなり違います。イオンシネマ京都桂川の4DXはシートの揺れはややおとなしめのようでした。
上映前に流れる4DXのデモンストレーションは無し
4DX上映なので、上映前に「4DX鑑賞の注意事項」の映像が流れましたが、4DXのデモンストレーション映像(実際の4DXのエフェクトやモーションが発生する1~2分間の映像)は流れませんでした。
2024年から、新しいトレーラー映像に変更されているようですが……
4DX上映でデモ映像が流れない上映は今まで鑑賞した中ではほとんどありませんでしたが、この1年くらい4DXで鑑賞していなかったので、デモ映像を使わなくなったのかもしれませんが、イオンシネマ京都桂川は昔からこういったトレーラー映像を流さない傾向にあるので、実際はどうなのか分かりません。
4DX上映は追加料金が+1,000円と高いので行かないでもいいかな……と思っていたのですが、ここで見ておかないともう4DX上映が終わってしまう、と思うと一応どんな上映なのか見ておいた方がいいかと思い鑑賞しました。
で、追加料金1,000円を払って鑑賞した感想は、追加料金分の満足度は無いかな、というのが個人的な感想です。通常上映と違う楽しみはありますが、追加料金1,000円……を考えるとちょっと物足りないような気がします。