京まふでの展示(2016年9月)
イオンシネマ茨木のディスプレイ(2016年10月)
神戸国際松竹のディスプレイ(2016年11月)
「劇場版 艦これ」を公開から約2週間で3回鑑賞しました。私は「艦これ」という原作?のゲームも全くプレイしておらず、登場する艦娘にもそんなに興味があるワケでもなく、最初は「1回見てみて良さそうなら何回か見てみるか・・・」くらいの考えでしたが、これは「ガールズ&パンツァー劇場版」(約50回)や「君の名は。」(約30回)くらい鑑賞することになりそうだな・・・と。理由は以下のような感じです。(若干ネタバレ要素があるので映画を未見の方はご了承下さい。)
・戦闘シーンの音響がすごい
航行する?波の音、砲撃の音、そしてフルオーケストラの劇伴。とても聴き応えがあります。音をしっかり鳴らす映画館での鑑賞がオススメです。
・上映時間が「約90分」と短い
やや短いおかげで、展開も早くなっています。冗長さも感じず、短いとも感じない、ちょうどいい上映時間なのではないでしょうか。
・出てくる艦娘がカッコイイしかわいい
TVアニメ版でも作画はしっかりしていましたが、劇場版の作画も安定しています。CGを使っているシーンもありますが、CGっぽい雰囲気を感じさせるシーンはほとんどありません。
・声優さんの演技もすごい
元の艦娘を1人何役も掛け持ちしている声優さんが多いので、演技力に定評のある方揃いです。個人的な感想になりますが、劇場版では、睦月役の日高里菜さんの終盤の演技が非常に素晴らしかったです。
・エンディング曲が壮大で素晴らしい
エンドロールで流れる主題歌「帰還」が実に壮大で素晴らしい。西沢幸奏さんの高い歌唱力とオーケストラによる伴奏。映画の最後に壮大で迫力のある曲を聞いて、余韻に浸ることができます。
実は、僕が好きなとある映画は、エンディングの曲がしんみりした地味なモノで不満があったのですが、この映画にはそういう心配は全くありません。
以上が、僕が「劇場版 艦これ」を積極的に鑑賞したい理由です。ただし、あまり鑑賞すると不満のあるような人も絶対います。以下のような人はおそらく、あまりこの映画を見たくないでしょう。
・「艦これ」が嫌いな人:まあそういう人は見ないとは思いますが、軍艦を擬人化しているのでそういうことに違和感しか感じない人は見ても楽しめません。
・TVアニメ版が嫌いだった:理由は割愛しますが、まあ多分そういう人が見ても楽しくないです。
・特定の艦娘に愛着や思い入れがある:好きな艦娘が映画でも活躍してくれればいいのですが、そうでない場合に不満だけが残る可能性があります。
・来場者特典が欲しい人:特典の配布は非常に少なく感じます。特典配布開始日の土曜日のレイトショーでももらえないことがありました。期待してはいけません。
気になった人は一度「劇場版 艦これ」をご鑑賞ください。