TRGA2

http://forza2.sblo.jp/ から移行。映画(だいたいアニメ映画)、萌えキャラなどのネタが多い。

2021年2月28日「梅田ブルク7・シアター1(DOLBY CINEMA)『Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-』」

f:id:tsuruga_mega:20210228213449j:plain

2月28日(日)、梅田ブルク7で「Tokyo 7th シスターズ ‐僕らは青空になる‐」を鑑賞。

 

※ブログ記事後半に、若干ネタバレの内容が含まれていますので、気になる方はご了承ください。

 

原作?はスマートフォン向けアプリゲームなのだそうですが、私はほとんどそのゲームを知らず、この作品のことも、他の映画を鑑賞する前に1~2回くらい、予告編を見ただけ。まあ、キャラは可愛くて好きな感じで、とにかく・・・

f:id:tsuruga_mega:20210228213838j:plain

f:id:tsuruga_mega:20210301205452j:plain

梅田ブルク7の「DOLBY CINEMA」で上映されるということで、どんな上映なのか、ものすごく気になったので、鑑賞することにしました。

DOLBY CINEMA」についてはT・ジョイの特設サイトなどを御覧ください。

tjoy.jp

 

なお、「Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-」は、DOLBY CINEMA用に制作された映像、音響の作品ではないので、このシアターのスペックを完全に活かすものではありません。鑑賞料金は通常料金の設定です(DOLBY CINEMAの追加料金は不要)。

 

T・ジョイ20周年記念で販売された、5枚で7,000円のシネマチケットを使って座席をオンライン購入しました(実質1,400円)。

f:id:tsuruga_mega:20210228214041j:plain

入り口にあるAVPは、汎用タイプの映像。

f:id:tsuruga_mega:20210228214016j:plain

全378席。日曜日、13:35~の上映で、客入りは100人くらいでしょうか。関西で上映しているのはここ「梅田ブルク7」と「T・ジョイ京都」の2館だけですが、それほど入っていません・・・。客の男女比は、こういう女の子がメインキャラのアニメ映画だと男性ばっかり、ということも多いのですが、女性客も全体の1~2割くらいいました。

f:id:tsuruga_mega:20210228214256j:plain

キャラクターのイラストが描かれたミニ色紙の入場者プレゼント有。この子は「芹沢モモカ」。

f:id:tsuruga_mega:20210228214220j:plain

最後列のQ列で鑑賞。一番うしろですが、スクリーンが大きいので問題はないと思います。むしろ、一番うしろだと見上げる感じが全くなく、なおかつスクリーンは十分大きいので、非常に見やすいかもしれません。

シートは肘掛けが隣の席と共用のタイプ。前の席にはたまたま他の人が座っておらず、視界をさえぎることはありませんでしたが、多分、よほど座高が高かったりする人でも座らない限りは問題なさそうな気がします。上映中の鑑賞マナーも、概ね良好でした。

 

ここのDOLBY CINEMAは、壁に設置してあるサラウンドスピーカーが見えません。上映中に視覚をスクリーンに集中させるための設計のようです。

壁やシートなども黒い素材で、上映中はシアター内がとても暗いので鑑賞に集中しやすいです。

 

予告編類がいろいろ流れて、「この上映はDOLBY CINEMA用の上映ではありません」といった内容が書かれた文章がスクリーンに10秒ほど表示。(ナレーション等の説明はありません)

その後に「No More映画泥棒」のトレーラーが流れ出しましたが、最初の5秒くらいは音だけで映像なし。5秒くらいして映像も映りました。そして本編開始。

f:id:tsuruga_mega:20210228225417j:plain

梅田ブルク7・シアター1の「フォトセッション」画像(撮影可能なシーンです)

 

この作品は、冒頭に「フォトセッション」があり、撮影可能なシーン(静止画)があります。映画館マニア的には、上映中のスクリーンの画像を撮影できる機会はめったにないので、フォトセッションのある作品は結構貴重だったりします。ややカーブのあるスクリーンで、下の方は余白がある投影のようです。明るさのムラも少なく、ピントも合っていて、明るさ、コントラストなども良好だと思います。

 

フォトセッションのあと本編開始。

映画の中の舞台は2034年。アイドルユニット「777☆SISTERS」の女の子たちが、潰れかかったスタジオを救うためライブを開催して頑張るというのが大まかなストーリー。

最初の方はメンバーを順番に紹介していくような内容なので、彼女たちの特徴やら魅力などは理解できました。12人いるんで名前をちゃんと覚えられなかった子もいますが・・・。

f:id:tsuruga_mega:20210228225812j:plain

良かった点は、12人の777☆SISTERSのメンバーが個性豊かなところです。全体の作画はクオリティもそこそこ良く、いろんな衣装や様々なシーンがあって、キャラクターのいろんな面が見えたと思います。

声優さんの演技も皆さんイメージぴったり。声もみんな可愛くて、キャラクターの魅力を引き出せていたと思います。

個人的に気に入ったのは、色紙ももらえた「芹沢モモカ」ちゃんでしょうか。

上映時間が70分くらいと短めなのも、個人的には見やすく感じました。

f:id:tsuruga_mega:20210228225535j:plain

悪かった点は・・・ライブシーンの映像が、作画だけで単調な点。

基本的に、12人のメンバーがステージ上に横並びで立った状態で歌うだけ(踊りや振り付けはあるので動いてはいます)で、地味です。CGモデルなどを使って変化のある映像を用意できる期間や予算がなかったのでしょうか。

ライブシーンでの歌の音質も、あまり良いとは言えず、ステージ上で歌っているような響きやサラウンド感があまりなかったです。

シナリオも練り込みが足りない感じで、まあその辺はキャラクターが可愛くて、ライブや歌のシーンで感動できれば、そんなに気にしないのですが、ライブのシーンが前述のようにもうちょっと頑張ってほしかった感じなので、結局見終わった後の充実感がやや足りなく感じました。

 

Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-」、映画的な充実感を求めるには、ちょっと物足りないですが、出てくるキャラクターがいろいろいて可愛いので、その辺が好きな人にはそこそこ楽しめると思います。フォトセッションも週替りで3種類あるようなので、それを見届けるために行くのもアリかもしれませんね。

 

project-t7s-a.jp