3月7日(日)、ユナイテッド・シネマ大津で「鬼滅の刃 無限列車編」の4DX上映を鑑賞。
「鬼滅の刃 無限列車編」の4DX上映の鑑賞は2回め。
翌3月8日(月)から、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が公開されるため、関西の映画館での「鬼滅の刃 無限列車」4DX上映はほぼどこも、いったん終了。見納めのつもりでの鑑賞。
ユナイテッド・シネマ大津で鑑賞する理由ですが、『熱風』のエフェクトが実装されているからです。この映画に関しては『熱風』が非常に重要な演出です。熱風がなければ、この映画を4DXで見る価値はないと、個人的には思います。
熱風エフェクトが実装されている関西の映画館は「ユナイテッド・シネマ大津」と「シネマサンシャイン大和郡山」の2館だけ。4DX上映の評判は大和郡山の方がいいのですが、この日は京都方面に行きたい用事があったので、京都から近い大津で鑑賞することにしました。
スクリーン5、全96席。
13:10~の上映、C列やや左で鑑賞。座席は7割くらい埋まっていました。男女比は半々くらい。日曜日ということもあって、学生らしい若い人や、家族連れが多かったです。
本編が始まる前までは、わりと一緒に来ている人同士でガヤガヤ話をする人が多く、うるさい感じでしたが、本編が始まると余計なノイズはほとんどなし。公開から半年近く経っているので、4DXの追加料金まで払って鑑賞に来る人達は、本当にこの映画が好きな人ばかりなんだろうな・・・と。
上映の感想ですが、総合的には非常に良かったです。
特に良いと感じたのが「音」で、セリフが聞き取りやすく、劇伴が空間で鳴るような、立体感のある音。音量もしっかり出ていて、それでいて高音域がキンキンする感じは皆無。バランスの良い音でした。
使用しているサラウンドスピーカーは「JBL 8330」と、今のシネコンでは旧型になりつつあるモデル。
映像は、シアターの広さに対してスクリーンが大きく、迫力あり。スクリーンの中央部がやや汚れている感じで、明るいシーンだと少しだけ気になりました。やや明るめ、強いて言えば、コントラストがやや低く、黒の締まりが少し足りないかな・・とは言うものの、それほど気にはならなかったです。
4DXのシアターにしては前後の段差が緩く、前に背が高い人が座っていたので、少しスクリーンに頭が被るような感じでした。
4DXについては、シートが揺れるモーション等はそれなり。モーションが弱いという感じはないのですが、派手に揺れるシアターもあるので、そういう所と比較すると、少しおとなしめです。
背もたれの部分にある吹出口からは熱風が出ます。上映の序盤は、熱風の温度が低めで、最初は「故障か?」と思ったのですが、後半はしっかりした熱風が出てきたので、機械の仕様なのかもしれません。前から水が出るエフェクトも何回かあるのですが、風が吹くからなのか、あまり私にはかかりませんでした。
送風機や他の機器の音もそんなにうるさくなく、映画本来の音をきちんと堪能できました。
「鬼滅の刃 無限列車編」の4DX上映、熱風のエフェクトが作品の臨場感を上手く引き出すので、また上映の機会があれば鑑賞したいです。4Dではない通常上映は、まだまだ全国の映画館で上映しています。