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2021年4月20日「梅田ブルク7・シアター1(DOLBY CINEMA)『鬼滅の刃 無限列車編』DOLBY CINEMA上映を鑑賞」

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4月20日(火)16:15~、梅田ブルク7・シアター1(DOLBY CINEMA)で「鬼滅の刃 無限列車編」を鑑賞。3月27日からDOLBY CINEMAで上映されていたのですが、4月になってから仕事が忙しく、なかなか見に来られませんでした。まあそんな個人的なことはさておき。

 

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梅田ブルク7・シアター1(DOLBY CINEMA)。全378席。後ろの方、O列で鑑賞。

 

KINEZO会員デー(2020年8月4日(火)~2021年6月29日(火)まで、火曜日と木曜日はオンライン予約限定で割引料金1,300円)1,300円に、DOLBY CINEMA鑑賞料金+500円の1,800円。客入りは40名くらい、女性客が7割くらいでした。入場者プレゼントの配布は終了していました。

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シアター入り口のAVPは汎用タイプ。

www.youtube.com

本編開始直前に上記の「ドルビーシネマの紹介映像」が流れました。

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シアター内の照明のほとんどすべてが消え、本編上映開始。ただし、通路の階段部分のステップの、青い光は完全には消えません。通路寄りに座っていると結構視界に入って、気になるかもしれません。O列の真ん中付近だと、若干視界の左右にステップの明かりが見える感じです(視野角や視界は、個人差があるのでなんとも言えませんが)。

 

スクリーン比率はFLAT。「鬼滅の刃 無限列車編」はビスタサイズの比率の映像だと思われるので、若干左右に余白が出る感じですが、ほぼスクリーン全体に映像が映し出されていました。

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2021年2月に鑑賞した「Tokyo 7th シスターズ ‐僕らは青空になる‐」のフォトセッション(撮影可能な画像)のときと同じような感じでした。アメリカンビスタ(1.85:1)ではなく、ハイビジョン(1.78:1)の比率の映像かもしれません。

 

ややカーブになっているスクリーンなので、上下の絵がカットされているかもしれませんが、きっちり確認できなかったので不明です。

 

 

鬼滅の刃 無限列車編」のDOLBY CINEMA版には、ソニーPCLの技術が採用されているそうです。詳しくは下記のリンクを参照してください。

www.sonypcl.jp

 

映像に関しては100点満点。暗転するシーンがそんなに多くはないのですが、真っ暗になる場面ではシアター全体が黒くなる感じです(通路のステップの明かりがちょっとだけ気になりますが)。画質も良好、明るさもちょうど良く、発色も鮮やか。壁や天井にあるスピーカーも見えないような構造になっているので、スクリーンを見ることだけに集中しやすいです。

 

音響ですが、ソニーPCLの「イマーシブサウンドスタジオ」を活用し、サウンドドルビーアトモス化が行われている・・・そうです。詳しいことは全くわからないです。

 

実際に鑑賞した感じでは、セリフ、BGM、効果音などがいずれもちゃんと聞こえます。BGMはシアターのフロントからサイドにかけての位置で鳴っているように聞こえるシーンが多く、効果音は通常の5.1サラウンド上映のシアターと比較すると、場面によっては前後左右など広がりのある感じに鳴っている感じがしました。

 

ただ、梅田ブルク7の音の特徴なのかもしれませんが、音が「硬い」感じです。はっきりとは聞こえるんですが、まろやかさ?があまりないので、若干聞きづらさがあります。「若干」なので、2時間鑑賞しても頭痛がするとかそこまでのことはありません。

 

音はやや大きめに鳴っているかもしれません。静かなシーンで空調などのノイズが聞こえるようなことは全くありませんでした。

 

残念なのは、エンディングの「炎」の音質が悪く、DOLBY CINEMA版でも全く改善されていない感じだったことです。前述したように「はっきり聞こえるが硬い感じ」の音なので、余計に音が悪いのが目立ちました。原曲のマスタリング等の問題だと思われるので、仕方がないところでしょうか。

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シートは一般的?なもので、2時間座っていても特に疲れたりすることはなかったです。肘掛け、ドリンクホルダーが隣の人と共用のタイプなので、隣に他の人がいると気になるかもしれませんが、そこまで混んでおらず隣に誰もいなかったので問題なかったです。

鑑賞する人たちの鑑賞マナーもほとんどが良好でした。L列あたりのセンターに座っていた男性客が、終始落ち着きがなく動くので、若干視界に見えるので気になりました。座高も高く、真後ろに座っていた方は横の席に逃げていたようです。

 

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DOLBY CINEMAでの「鬼滅の刃 無限列車編」、+500円の追加料金がかかりますが、それだけの価値はあると思いました。

通常上映のシアターでも、上映クオリティの高い劇場やシアターに当たれば、DOLBY CINEMAに近い音響で鑑賞できるところはあるかもしれません。

 

trga.hateblo.jp

今回のDOLBY CINEMA版を鑑賞して比較すれば、 4月4日に鑑賞したイオンシネマ茨木のスクリーン7も、かなりハイレベルの上映でした。疲れにくく聞きやすい音、という意味では、梅田ブルク7DOLBY CINEMAよりも良かったと思います。

ただ、暗転で真っ暗になる映像などは、DOLBY CINEMAでしか体験できません。「確実にきちんとした上映」「鑑賞料金が高いのでわりとマナーの良い客しか来ない確率が高い」などが担保されるなら500円の追加料金は高くない・・・とは思います。