8月3日、久々に「ジョイランドシネマみしま」を訪れました。リバイバル上映のアニメ映画を2本鑑賞。
1Fのエントランス。
再上映作品のポスターの方が多いです。
1Fはパチンコ店とアミューズメントコーナー、2Fがボウリング場、映画館は3Fです。
映画館のフロア。奥にシアターがあります。ロビーや全体の雰囲気は古いですが、シアターの設計はしっかりしています。多分。
「ラブライブ!サンシャイン!!」の手洗い励行ポスターが目立ちますが、ここで「ラブライブ!サンシャイン!!」の映画の上映はありません。(沼津の近所ということもあり、好きなスタッフがいるようです)
まず、シネマ3で「ポッピンQ」。
中央に入り口がある独特の構造。スタジアムシート構造、反響を考慮した階段状の天井やカーテンウォールと、なかなか凝った設計のシアターです。スクリーン比率はFLAT。
サラウンドスピーカーはやや旧式の「JBL 8330」でしょうか。
席は自由席。入り口後ろ、やや後ろの方で鑑賞。
平日の朝9:35からの上映、客は私含めて2名でした。
音響はややフロントの音が小さめでしたが、聞き疲れせず、サラウンドの鳴り方がわかりやすかったです。
FLAT比率のスクリーンにビスタサイズの映像。本編開始前に「DOLBY」のトレーラーが流れました。
グッズ売り場にはまだ「ポッピンQ」のグッズが並んでいます。以前来た時はもっと種類があったので、今回のリバイバル上映でだいぶ売れたみたいです。(同じ東映の「プリキュア」グッズも、過去作のものがいろいろ売っています)
「ポッピンQ」を見終わって、今度は11:30から上映の「劇場版 幼女戦記」を鑑賞します。
リバイバル上映の作品をハシゴして鑑賞する人がいるのを想定して、あまり時間を開けずに鑑賞できるスケジュールになっていたりします。
「劇場版 幼女戦記」の上映があるシネマ6は「DOLBY SURROUND 7.1ch」対応(おそらくこの上映は5.1chでの上映だったと思います)。
先ほどのシネマ3と似たような構造のシアターですが、全体的に広くなっています。中央の入り口から前と後ろで、区切られたような構造。 サラウンドスピーカーは最新型の「JBL 9300」シリーズ。
シートは両肘掛けが使えるゆったりサイズ。
最後列は映写室の下になり天井が低くなっていますが、後ろにもスピーカーが増設されていて、サラウンドの音響で鑑賞できるようになっています。
スクリーン比率はSCOPE。「劇場版 幼女戦記」はビスタサイズの映画なので、左右がカーテンでマスクされて映写されます。
前のブロック、G列(前から7列目)で鑑賞。この上映も自由席です。客はさきほどと同じく2名。
予告編類の流れる冒頭に「DLP CINEMA」のトレーラー映像。本編開始前あたりに「DOLBY」トレーラーと、他の映画館ではあまり流さないトレーラー映像も流れて本編開始。
冒頭の「KADOKAWA」サウンドロゴの音が小さい・・・と感じましたが、この作品はそういう音のようで・・・本編が始まると、爆発音や魔法が発動するシーンの音は、シートが震えるほどのすさまじい迫力。
この映画は「ガールズ&パンツァー劇場版」などの音響を担当した岩浪美和さんが音響監督を努めた作品なので、きっちりと音が出るようになっているシアターで鳴らせば、迫力のある音響になるよう仕上がっています。
つまり、ジョイランドシネマみしまの設備がちゃんとしている証拠とも言えそうです。
平日なので仕方がないのですが、とても素晴らしい上映だったのに客2名というのは、ちょっと、もったいなかったです。
ジョイランドシネマみしまで映画を見たのはこの日で多分3回目。ここの知名度は低いですが、上映のクオリティはとても高く、見たい映画を上映していれば、なるべく見に行きたいと思える素晴らしい映画館です。
ウチからは遠いのでそう頻繁には行けないのが残念ですが、近所に住む映画ファンは是非訪れてほしいと思います。また近いうちに再来したいです。
(関連リンク)→ジョイランドシネマみしま