2021年6月13日(日)18:05~、塚口サンサン劇場・シアター4で「シドニアの騎士 あいつむぐほし」鑑賞。シアター4の増設されたウーファーを活用した「特別音響上映」。
サンサン劇場地下の待合室にいろいろ展示があります。吉平"Tady"直弘監督サイン入りイラストボード。岩浪音響監督がデザインしたキャラクター「ウーハーくん」(名前間違ってるかもしれません)も描かれています。
会員料金1,400円。やや後ろの方、I-7で鑑賞。
感染対策で、1席開けでの座席販売。
(本編上映前の様子)
前の席に他の客が座らず、視界を遮られないのは鑑賞する環境としては非常に良いです。映画館としては人気作品でも満員にできないのであまり嬉しくはないでしょうが・・・
2週目の入場者プレゼントももらえました。客入りは20名ほど。鑑賞マナーは皆さん良好。
スクリーン比率は横長のSCOPEですが、本編開始前はカーテンでマスクされています。本編開始時にカーテンが開きます。
上映は「特別音響上映」ということで、重低音がすごく、非常に良かったです。
映像はSCOPEのスクリーンにシネスコでほぼ画面いっぱい投影での上映。I列だとやや後ろではありますが、特に映像が小さいとは感じませんでした。
シアターの壁面が暗めの配色ではないので、映像の暗い部分の締まりはイマイチ。この作品はわりと暗いシーンが多いので、その点は少し気になりました。ピントなどは特に問題ありませんでした。
音響ですが、「特別音響上映」を掲げるだけあって重低音の迫力がとてつもないです。周囲への音の影響も大きいので、このシアター4の上映中は、下にあるシアター3での上映を中断しているくらいだったりします。
音響はおそらく7.1chサラウンド。この特別音響上映、ただ音が大きくて迫力があるだけではなく、セリフはほとんどのシーンできっちり聞こえます。細かい効果音やBGMもきれいに聞こえます。7.1chサラウンドで、いろんな方向から音が聞こえるシーンが多くてなかなか楽しいです。エンディング曲の「ひかりのディスコ」も、サラウンドスピーカーも使って前後左右から音が鳴ってかっこよかったです。
この作品の、音の作りの良さは、音響監督の岩浪美和さんによる部分が大きいと思います。氏が音響監督を務める作品はほぼ毎回、塚口でご本人が音響調整した上映があるのですが、今回は諸事情で多忙なのか、調整に来るのは無理だったようですが、それでも音源がしっかりしているので実に素晴らしい音響での上映です。
近くに住む方は是非、塚口サンサン劇場で重力子放射線射出装置のド迫力を体験してください。
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