3月12日(土)13:45~、TOHOシネマズ伊丹・スクリーン8で「ブルーサーマル」鑑賞。
初見の映画です。
TOHOシネマズ伊丹は、シアター入り口にシアターのスクリーンサイズや使用しているスピーカーの種類や数などが掲示されています。
スクリーン8座席表。「I-12」で鑑賞。ここはI-13、14が予備席で座る人が原則おらず、万が一トイレに行きたくなっても中座しやすく端にならないのでわりとお気に入りだったりします。
公開前に購入していたムビチケオンライン券(1,500円)を使って座席購入。
お客さんは全部で10人ほど、皆さん鑑賞マナー良好でした。
シアター8。座席配置が扇状になっており、端の方の席でも比較的正面気味にスクリーンを見ることができます。前の席に他の人は座っていませんでしたが、前に人がいても比較的気にならないシアターだと思います。
上映の感想ですが、初見なので断言はできませんがやや音が小さく感じました。
映像は比率SCOPEのスクリーンにビスタサイズの映写で左右余白あり。後ろの方I列でしたが、スクリーンの見かけの大きさは適切だったと思います。ややスクリーンの汚れのようなものが気になる以外、ピントや明るさ等、特に問題なかったと思います。
音響ですが、初見の映画なので断言はできませんが、やや音量が小さめに感じました。
(細かい話は後述します。)音響監督が山口貴之さんなので、作品の音そのものに問題はないと思います。やや音が小さくは感じましたが、サラウンドをきっちり使って、前から後ろへ動くような音などの表現は随所にありました。
音については、音量が常に大きめで上映する、T・ジョイ系列の映画館で見直して、確認してみたいと思います。
この「ブルーサーマル」の音響監督は山口貴之さん。
「ガールズ&パンツァー」シリーズなどの音響監督、岩浪美和さんの担当作品の大半でミキサー(録音調整)を務めている方です。
岩浪さんが音響監督を担当する映画は、音響がしっかりしていて素晴らしい作品ばかりなのですが、ごく稀に、上映中の音が小さくて地味に聞こえる映画館があったりします。
音の小さい帯域から大きい帯域までなるべく使うような音作り(映画館の音響設備はそういういろんな音を表現できる)をしている作品だと、映画館側が音を確認せず上映すると、比較的音が小さく鳴るようです。(音響に全く詳しくないので、間違ったことを書いているかもしれません)山口さんの関わる映画の音だと、序盤は音が控えめで、後半になると音を大きくしているような作りをしていたりするようなので、後半部分やエンディングの音だけで映画館が音量を決めると、前半の音が小さい、ということもあるようです。
さてこの日の鑑賞で他に気になった点、
TOHOシネマズ伊丹ではあまり隣のシアターからの低音のノイズなどが干渉しないのですが、今回は珍しく、隣のシアターからの低音が途中でズンズン鳴っていました。おそらく今週から上映されている「ザ・バットマン」の音だと思われます。相当激しい低音が鳴る映画のようです。
あと、劇場スタッフが、ちゃんと上映できているか入口通路のところまで入ってきて、上映中に確認を何度かするのですが、30分に1回くらいの頻度で確認しに入ってくる(ほとんどスタッフの姿は見えないのですがドアを開ける音がわずかに聞こえる)ので、それがちょっと気になりました。本編開始直後と途中に1回くらいの確認でいいんじゃないかと思います。
以下の内容はややネタバレになります。ご了承ください。
「ブルーサーマル」、絵や音はしっかりしており、主役「都留たまき」役の掘田真由さんは声優初挑戦で、ちょっと慣れていない感じはあったもののキャラの雰囲気に合っていたと思います。
ただ、原作の漫画が全5巻のストーリーで、それを2時間弱の映画に詰め込んでいるので、ところどころ話が飛んでいるようなダイジェスト的展開で、話が飛んでいる部分は見る側が考えないとダメ(もしくは原作を知っていないと上手く理解できない)な感じなのが気になりました。大学の航空部(グライダー部)という、かなりマニアックでマイナーな部活をテーマにしている作品ですが、結構楽しめました。