11月16日、池袋HUMAXシネマズ・スクリーン2で「泣きたい私は猫をかぶる」を鑑賞。
受付カウンターが1階の外に面した場所にあります。シネコンが出来る前の映画館では一般的なものでしたが、今は少数派です。
8Fにあるシネマ2の「泣きたい私は猫をかぶる」、朝9時からの回を鑑賞します。これのために前日は池袋のホテルに泊まっていたようなものです。ホテルから池袋HUMAXシネマズまで、徒歩で約5分でした。
1階の受付カウンターでチケット購入。「ヒューマックスシネマ eチケット」というものを、エポスカード会員限定のコードを入力して、1枚1300円でネット購入できるので、それを使って購入しました。窓口購入でないと使えないのが少し不便ですが、割安で映画が鑑賞できるので、混まない上映では非常に便利です。 さて、シネマ2。
入り口。
スクリーン比率はFLAT。この映画はビスタサイズの上映なので、スクリーンいっぱいを使った上映でした。エンドロールの際に、スクリーンの左上の方を補修したような感じなのに気が付きましたが、上映中ほとんど気にならなかったのでさほど問題はないのかな・・・と思います。
ひと昔前の映画館という雰囲気。やや後ろの方、K列で鑑賞。平日の朝の上映で、お客さんも7~8人と少なく、快適に鑑賞。
サラウンドスピーカーはElectro-VoiceのSL-12-2Hという型番。大型のスピーカーで、しっかり鳴っている感じで良かったです。
「泣きたい私は猫をかぶる」は、2020年春ごろに劇場公開が予定されていたアニメ映画でしたが、新型コロナウィルス感染拡大などの影響で映画館が一時休館したりした影響で、いったんは「Netflix」で限定配信となっていたのですが、2020年秋以降、一部の映画館で劇場上映が実施されるようになった作品です。
「セーラームーン」「おジャ魔女どれみ」「カレイドスター」「たまゆら」など、数々のヒットアニメを作って来た佐藤順一監督と、「ペンギン・ハイウェイ」などで作画クオリティの高さを見せたスタジオ・コロリドの柴山智隆監督のW監督、「花咲くいろは」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」「さよならの朝に約束の花をかざろう(監督も担当)」「空の青さを知る人よ」などの岡田麿里さんの脚本。
内容の細かいところはネタバレになるので言及を避けますが、やや複雑な人間関係の中でも生き生きとしたヒロイン・ムゲと日之出の奇妙な恋愛ストーリー?になっています。とても楽しくて感動しました。
(こういう感想を書くのが超苦手なので全然伝わっていないとおもいますが)
「泣き猫」は通常の劇場上映作品とは経緯が違うためか、劇場パンフレットは作られておらず、これを見終わってから書店で、「泣きたい私は猫をかぶる オフィシャルガイドブック」を買いました。パンフレットがあれば掲載されていたような、スタッフロールや登場キャラクター紹介・ストーリー紹介に加えて、スタッフ、キャストなどのインタビューも充実しています。3000円(+税)とちょっと高いですが、この映画が気に入ったなら購入をオススメします。
池袋HUMAXシネマズは初めての訪問でしたが、古い設計の劇場ながら、きちんとした上映でとても良かったです。企画上映イベントや、オリジナルのV-tuverなんかもいるみたいです。
今回はシネマ2で鑑賞しただけで、他のシアターがどういう感じなのかはわかりませんが、また東京に来たら映画鑑賞してみたいです。
近隣に新しく「グランドシネマサンシャイン」や「TOHOシネマズ池袋」などができ、いずれもものすごいスペックのシアターを備えており、HUMAXは客を取られてしまいそうな雰囲気ですが、個人的に応援したいです。応援といっても何もできないのですが・・・頑張れ。
(関連リンク)→池袋HUMAXシネマズ