TRGA2

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2022年12月11日「なんばパークスシネマ・シアター2「弐瓶勉最新作記念『BLAME!』×『大雪海のカイナ』特別上映会」」

2022年12月11日(日)18:00~、なんばパークスシネマ・シアター2で「弐瓶勉最新作記念『BLAME!』×『大雪海のカイナ』特別上映会」を鑑賞。

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2023年1月よりフジテレビほかにて放送開始されるTVアニメ「大雪海のカイナ」の放送を記念した特別上映。

弐瓶勉原作、2017年公開の映画「BLAME!」と、TVアニメ「大雪海のカイナ」(5.1chサラウンド)第1話、第2話の先行上映。上映時間は「BLAME!」が110分、「大雪海のカイナ」先行上映が50分。

 

「BLAME!」は諸事情でめったに劇場で再上映されない作品。

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映画館で鑑賞するのは2021年11月6日以来。劇場などからの発表がなかったので断言できませんが、鑑賞した感じでは7.1chサラウンドでの上映だったと思います。

シアター2座席表。116席。全席販売。最後列「I-11」で鑑賞。客入りは40名くらいだったと思います。めったに見られない「BLAME!」の上映にしてはあまり入っていなかったと思います。あまり大々的に告知していなかったり、日曜日の夜で鑑賞しにくかったりしたのかな・・・と思います。

鑑賞料金は特別料金の2,500円。鑑賞マナーは私の座っている席の周囲は非常に良かったです。ただ、真ん中あたりの列で鑑賞していた他の方によると、上映中にスマホを見る人がいたりしたようです。ただし、私がいた位置からは気になりませんでした。

シアター2。スクリーン比率はSCOPE、太鼓張り施工。サラウンドスピーカーはJBL 9300シリーズ。座席のセンター位置は8番か9番。

最後列のI列は、他の列に比べると若干、前の席との間隔が広く、ゆったりとしています。普通に座っていても、他の人が前を通れるくらいです。肘掛けは両側が使え、余裕のある配置。ドリンクホルダーが両側ともに付いています。

シアター2、I-11から見た感じ(本編開始前に撮影)。前に他の人が座ってもスクリーンに頭がかかる感じはありませんでした。

 

特別上映ということで、マナームービーは短め。

18:00頃から場内がやや暗くなり、なんばパークスシネマで流れるCM(上映作品ではなく、近隣のお店や企業のCM)が10分弱流れ、「No More 映画泥棒」のトレーラー、SMT専用のマナームービーが流れ、場内が暗くなり「BLAME!」の本編開始。

「BLAME!」の上映が終わって特に休憩などはなく、暗いまま約10秒くらいの間に映写機のマスクがシネスコからビスタサイズになり「大雪海のカイナ」の上映開始でした。

 

「BLAME!」の本編開始時、予告編が短くて開始がやや早かったのと、コンセッションが混雑していたからか、本編が開始してから前の列のお客さんが2名ほど遅刻して入場して横切ったので、少し邪魔でした・・・

 

上映の感想ですが、特に「BLAME!」が非常に素晴らしかったです。

 

映像は「BLAME!」がシネスコ、「大雪海のカイナ」がビスタサイズ。シアター2のスクリーン比率はシネスコ対応のSCOPEなので、「BLAME!」はスクリーンいっぱいに映像が投影。「大雪海のカイナ」は左右に余白ありでの投影でした。

どちらの上映でも映像のピントは良好で、明るさやコントラストなども適切な感じでした。不満に感じる点は特にありませんでした。

最後列I列でしたが、シアターが左右に広い箱なのでスクリーンが遠い感じもなく、十分な大きさの映像だったと思います。

 

音響は「BLAME!」が(おそらく)7.1chサラウンド、「大雪海のカイナ」は5.1chサラウンド(公式サイトによる情報)での上映。

「BLAME!」の音響監督は「ガールズ&パンツァー」や「ソードアート・オンライン」などで音作りに定評のある岩浪美和さん。この「BLAME!」では、主人公、霧亥の武器「重低音射出装置」を発射するときの衝撃音による重低音がすさまじく、そこが聞き所とも言えます。このなんばパークスシネマ・シアター2の上映、特別な設備はないものの非常に力強い重低音でした。

もちろん低音だけでなく、全体の音のバランスも良好で、サラウンド感もバッチリ。天井にスピーカーはないのですが、上から鳴るような音もサラウンドが包み込んでいて、上手く上から鳴っているように聞こえる感じがしました。

隣接シアターからのノイズは、わずかに聞こえてくるシーンがありましたが、それほど気にはなりませんでした。こっちの上映が隣に悪影響を与えていないかの方が心配でした。

後に上映された「大雪海のカイナ」は、公式サイトによれば5.1ch(5.1chサラウンド)での上映とのことでしたが、それほどサラウンドで聞こえるようなシーンや音はありませんでした。ただ、セリフも聞き取りやすく、特に耳障りな感じもなく、上手くまとまった音だったと思います。

「BLAME!」と同じ、ポリゴン・ピクチュアズがアニメーション制作を担当する作品ですが、「大雪海のカイナ」の音響監督は岩浪さんではなく、土屋雅紀さんという方です。

 

「大雪海のカイナ」はTVアニメの先行上映で、第1話、第2話の上映で上映時間は約50分。OP、EDありでの上映でした。2話までは序章という感じで、第3話以降盛り上がっていく感じの作品なのかな、という感想です。

 

以下、あまり関係のない写真・・・

なんばパークスシネマのシアター前コリドールに並んでいた「転スラ」のキャラクターパネル。たくさんキャラがいますね・・・

「THE FIRST SLAM DUNK」の連貼りポスター。

なんばパークスのクリスマスイルミネーション。

 

「弐瓶勉最新作記念『BLAME!』×『大雪海のカイナ』特別上映会」、非常に素晴らしい上映でした。

欲を言えば、シアター入り口のサイネージでの作品キービジュアルの表示や作品のポスター展示などがあれば、もっと良かったかなと思います。

 

・関連リンク

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